イラスト「虫取り」が出来るまで

イラスト
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これからちょっと絵に力を入れていこうと企んでるあくじろんです。

ということで初の試み。

自分で描いた絵がどのように出来上がっていくかを自分で解説したいと思いま~す。

今回描いた絵はこちら

夏をテーマにしたイラストで題名は「虫取り」です。

シンプルっちゃあシンプルですね。

ではではこんな感じで書きましたというのを。

初めての試みなのと、急に思いついたので画像を用意し忘れてる所が多々ありますがお許しを(笑)

次回からちゃんと用意するようにします…。

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描くきっかけ

偉そうに描くきっかけ。とか書いてますけど基本的にいつもはきっかけなんてないです。

何も書いてない画像をぼーっと見ながら何描こかな~って考えてます。

しかし、今回はちゃんと書くきっかけがありました。それは

Twitterでフォローしてる方の企画。

ここでは(迷惑になる可能性があるので)だれとは言いませんが、めちゃくちゃイラストが上手くてしかもTwitterが面白い。ぼくからしたらバケモン(いい意味)の一人です。

そんな方が感謝企画でイラストを募集するというではありませんか!

フォロワーさんの絵を募集して、しかもブログの記事内で紹介してくれるという楽しそうな企画で、見た瞬間

「はい、参加します!」

と手を挙げてました。

その時のお題が「夏」だったんですよ。

結局その企画で提出したのは最初に思い浮かんだ絵なんですが、その時に他にも4パターンほどラフ画だけ描いたのがあり、そのうちの一つを完成させたものが今回紹介するイラストです。

企画で提出した絵はまた別の機会にでも紹介させてもらいま~す!

下書き

まぁ何といっても下書き。

下書きの時に何を考えてるかというと、ぼくはシーンを思い浮かべることが多いですね。

今回だと「夏かー、夏と言えば虫取りか~」と大まかにカテゴリーを決めます。

で、虫取りのシーンをいくつか思い浮かべます。

そのあとにいくつか思い浮かんだシーンの中から良いと思うシーンを拾って、アングルを頭の中でグリグリ変えたりして「ここからの絵が面白そう!」っていうのを決める。

という事が多いですね。(今回で言うと最後の絵をアングル変えたやつです)

シーンとアングルが決まったら、なんとなくバランスを考えながら色々置いていきます。

で、できたのがこれ!

虫取りと言えば基本的に横からとかの視点が多いですが、ありきたりな絵は面白くないからあえて上からの視点でセミを中心にドーンと置いて描いてみることに。

この時はまだセミが主役のつもりでした…。

下書きの取り込み→線画

いままでは直接パソコンの画面上に下書きを描いてたんですが、ふと「このアナログで描いた下書きを取り込んだ方が楽じゃないか?」と思い今回初めて取り込んでみました。

めっちゃ楽!

え!?今までなんでこの方法でせんかったん?と思うぐらい線画作業が楽になった!

しかもやっぱりアナログで描いた下書きの方が表したい感じをちゃんと出せてる。

これからもこの方法でやっていこ。

で、下書きの取り込みが終わったら線画に。線画ってのはただの清書みたいなもん。(多分)

下書きに沿って線を描いていきます。

ただ、今回というか今は自然物は線無しで描こうというのを練習してるので、最終的にはこの線も消えます。

線ない方がなんとなくリアルな感じがするんですよ。個人的に。

線あり
線無し

どうでしょう?線ない方がよくないですか?

ここではもう下書きがあるのでそこに線を描くだけ。

こんな感じになります。

セミが思ったよりえぐい…。

色付け

ぼく的にはここが本番ですね。

色塗り苦手なんですよね~。今でも全然難しいです。はい。

だから一時期のっぺり色塗りに逃げたりしてたんですけど、せっかく絵に力を入れていこうとしてる所なんでちょっと頑張ってみようかと。
(キャラクターの部分は今でものっぺり色塗りです。)

ここはかなり細かくレイヤーを作ってます。大まかに言っても

  • 地面(道)
  • 地面(道の影部分)
  • 地面(草)
  • 地面(草の影部分)
  • キャラクター(基本)
  • キャラクター(影)
  • 木(基本)
  • 木(影)
  • 木にかかる草
  • セミ

と分けてます。最終的にはもっと分けてます。

ぼくの場合、よく違うな~と消したり描いたりを繰り返すので、細かく分けないと他の所に影響がでるんですよね~。効率悪いかもですが今はこうしか出来ん…。日々精進します!

今回苦労したのは2点。

セミと木の質感

まずセミ。

最初は何も考えずセミをドーンと置いてたのですが、大きいセミを描くうちにどんどん書き込み量が多くなって、リアルになって…気持ち悪くなってきた。

上の絵を見てもらってもわかるでしょう。

これ見て誰が喜ぶねん…ってなったので急遽セミをなしに!

でも今更虫無しには出来んぞ…ということで夏の王様カブトムシとクワガタムシに来てもらうことに!

とはいえ所詮虫なので、大きくリアルに描いたら気持ち悪い…ここは小さくなってもらおう。

ということで完成品のようになりました!!

……

………

…………いや、小さくするならセミでよかったやん!

確かに…。(描き終わってから気づきました)

 

次に木。

セミならまぁ木はなんでもいいかと思ってましたが、クワガタムシやカブトムシがいるならそうはいかん!

クヌギの木にせんと!

ということで木の質感を変更することに。

あーでもないこーでもないとめちゃくちゃ塗りまくった…。

こーゆーのは不思議なことに何回も塗りまくってたら「いつの間にか」それっぽくなるんですよね~。

だから再現性はないけどなんか知らんうちにいい感じに。

にしても凸凹を表現するのは時間かかった。30分ぐらいこれだけでかかりました…。

…セミにしておけばこんな苦労なかったのに…。

まぁおかげで木に潜在感が出たのでよしとしましょう。

おまけ

Twitterには最初の下書きと完成品をツイートしたのですが、せっかくブログに見に来てくれた方にちょっとでもお得感を味わってもらえるよう少し変更したのを載せようかと。

没になったセミに再登場して頂きました。

 

今日はここまで

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