昔懐かしい大長編ドラえもんを大人になったいま改めて読み直して、自分なりに勝手にランキング!
反論とかは聞きませーん!勝手にって言ってるんで~!
大長編ドラえもんってなに?という方はこちらを先にご覧ください。
てことで早速ランキングの紹介をやっていこ~!
栄えある第5位は
のび太とアニマル惑星
となりました!
大長編ドラえもんのVOL.10。
惑星と書いて「プラネット」と読ませるとは、なかなかおしゃれやね~。
ではではこのコミックスからわかる限りの情報を紹介していきまーす。
のび太とアニマル惑星の内容
作品情報
作者は言わずもがなでしょうが「藤子・F・不二夫」です
小学館のてんとう虫コミックスから出版され初版は1990年11月25日。
ちなみにぼくは1999年3月30日の第23刷の商品を購入してるみたいです。
挿入歌は作詞・武田鉄矢の「天までとどけ」。
ドラえもんといえば武田鉄矢でしたね~。なんでかは知りませんが。
登場した秘密道具は13個。
全部で189ページ
あらすじ
ある晩、のび太が不思議な煙にさそわれていった先は動物たちが人間のように暮らす不思議な世界。そこは人間以外の進化した動物が平和に暮らすアニマル惑星。彼らはみな、やさしく、環境を大事にし、流血を好まない。のび太にドラえもん、ジャイアン、スネ夫、しずちゃんもアニマル惑星のすばらしさに感動する。そこで仲よくなった子犬のチッポに別れを惜しみつつ、のび太たちは地球へ帰る。ところが、数日後、探検ごっこの道具のひとつとしてチッポにわたしたトランシーバーから驚くべき知らせが入った!! なんと神話上の怪物ニムゲがアニマル惑星に攻撃をしかけたというのだ。アニマル惑星から持ち帰った、かれかかった花だけをたよりにロケット(宇宙救命ボート)で再びチッポのもとへと向かう五人。ドラえもんたちは無事アニマル惑星に着くことができるのだろうか!? さらに伝説の悪魔ニムゲの正体とは? 自然環境保護をテーマにした大長編シリーズ第10作!!
大長編ドラえもん10 のび太とアニマル惑星 | 藤子・F・不二雄 – 小学館コミック (shogakukan.co.jp)
のび太とアニマル惑星の点数
このランキングでは勝手に決めた項目に対して点数をつけ、合計点を出してます。
点数のつけ方は
この6つを各10点満点で採点して、合計60点満点で採点しました。
のび太とアニマル惑星の点数は
43点!
各評価は
ストーリー 8
世界観 8
秘密道具 6
登場人物 8
ジャイアン 7
感動 6
となりました!
正直第5位なんでかなりの高評価です。
秘密道具の点数が低かったのが5位になった原因ですね~。
秘密道具は大長編ドラえもんの見せ場ですからね。
感動が低いのは意外かもしれませんが、大長編ドラえもんはほとんど感動はないです。
僕も読み直してびっくりしました。こんなに別れってあっさりしてんの!?って。
映画版は知りませんよ?ただ大長編ドラえもんのコミックスではってことですから。
のび太とアニマル惑星の良かったとこ
導入が映画っぽい
はじまってすぐにのび太が謎のもやの中にいてもやから出たら異世界に。
そこには人間のように立って歩いてしゃべる動物たちが…。
って導入でいきなり謎だらけでこれから物語が始まる~って感じがしてよかった。
ジャイアンとスネ夫が別行動
大長編ドラえもんといえば5人みんなで一緒に行動するのが定番。
でもこののび太とアニマル惑星は
のび太、ドラえもん、しずかちゃんチーム
ジャイアン、スネ夫チーム
が違う行動をする結構珍しい構成。
それがなぞのもやの解明につながり話が広がっていく。
一旦終わったと見せかけて
このパターンも珍しい。ほかには「のび太の魔界大冒険」ぐらい。
のび太の魔界大冒険はほんとにこれで終わっていいの?→いや、だめだ!
って感じだけど、
のび太とアニマル惑星は一旦ハッピーエンドで終わったのにガラッと展開が変わって続くという大長編ドラえもんの中でも一番珍しいストーリーになってる。
伏線回収がうまくできてる
のび太が何の気なしに拾った花が意外と重要なアイテムになったり、最初のもやが実は神話と関係していたりと意外と大人になってから見ても「ほー」となるような流れになっており感心した。
のび太とアニマル惑星の悪かったとこ
秘密道具に魅力がなかった
個人的に大長編ドラえもんに期待したいのが大規模な秘密道具
岩を削って部屋を作ったり、国を作ったり、地球を作ったり。
そういうのが好きな僕的にはちょっと物足りなかった。
のび太とアニマル惑星で出てきた秘密道具は何かを作る系がなくて問題に対応する系が多かったかな。
逆にこんな小規模な道具しか出てこないのは珍しいぐらい。
お母さんの出てきた意味
のび太とアニマル惑星は裏テーマに環境破壊があるっぽい。
それはいいんですが、急にお母さんが裏山をゴルフ場にするのを反対しだしたり、環境破壊に対して勉強しだしたりする。
これが本編にほとんど関係しない。
なんか無理やり感がすごかった。
しかも結局裏山ゴルフ計画がどうなったかわかりません。
最後の展開が急
佳境に入るまではすごいハラハラドキドキする展開で、敵の攻撃にもずっと耐えてきたけどもう無理~!ってなるとこまでは凄い良かった。
でもそこからどうすんねん~!?ってなったら
急に連邦警察でてきて森を鎮火して敵を逮捕して終了。
しかもそこから祝勝会してなくした宇宙船見つけて家に帰る。
これがまさかの5ページで行われます。
怒涛の展開。え?え?って言ってる間に終わってます。
別れがあっさりしてるのはどの大長編ドラえもんでもそうなんですが、この展開は凄い。
まとめ
展開が結構ガラッと変わるのが多くて最後まで一気に読めました。
序盤のジャイアンとスネ夫がすぐケンカする所が意外と面白かった。
今日はここまで
ちなみに他の順位の発表はこちら