大長編ドラえもん勝手にランキングベスト5!第3位 のび太の海底鬼岩城

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昔懐かしい大長編ドラえもんを大人になったいま改めて読み直して、自分なりに勝手にランキング!

反論とかは聞きませーん!勝手にって言ってるんで~!

大長編ドラえもんってなに?という方はこちらを先にご覧ください。

てことで早速ランキングの紹介をやっていこ~!

栄えある第3位

のび太の海底鬼岩城

となりました!

大長編ドラえもんのVOL.4。

これはもうドラえもんの映画の中でもトップクラスに有名な映画でしょう~!

あのバギーのやつ!

あ~あのバギーのね!

で話が通じるぐらい有名(多分)。

ていうか逆にバギーの最後ぐらいしか覚えてない…。

僕も正直読み直して「あ、こんな話やったんか」と思ったぐらい(笑)。

ではではこのコミックスからわかる限りの情報を紹介していきまーす。

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のび太の海底鬼岩城の内容

作品情報

作者は言わずもがなでしょうが「藤子・F・不二夫」です

小学館のてんとう虫コミックスから出版され初版は1983年6月25日

ちなみにぼくは1989年3月30日の第51刷の商品を購入してるみたいです。

挿入歌は…今回なし!そういうこともあるのか~。武田鉄矢出てこんかった。

登場した秘密道具は13個。

全部で207ページ

あらすじ

今回の舞台は海底。海底へ遊びにきたドラえもんたち仲よし五人組は、チョモランマと富士山を足した長さの海溝を下ったり、口の悪い水中バギーに乗って、海底ドライブを楽しんだりと、大満足のキャンプになるはずだったのに、とつぜん、現れた海底人によって、ドラえもんたちは一瞬にして囚われの身に!! なんと海底には高い文明を持つ海底人の国、ムー連邦があったのだ! 海底人のやさしい少年、エルからくわしい話を聞いたドラえもんたちは、ただただ驚くばかり。ムー連邦の首相は、この国の存在を陸上人からかくそうと、ドラえもんたちを一生国内に閉じこめようと考える。そして、国境を無断で越えれば死刑になると知りながらも、脱出を試みるドラえもんたち。はたして、無事国境を越え、再び陸上にもどることができるのか!? 海底人の追っ手が猛スピードでやってくる!! にげきれるのか、ドラえもん!? 大長編ドラえもん激動の第4作!!

大長編ドラえもん4 のび太の海底鬼岩城 | 藤子・F・不二雄 – 小学館コミック (shogakukan.co.jp)

のび太の海底鬼岩城の点数

このランキングでは勝手に決めた項目に対して点数をつけ、合計点を出してます。

点数のつけ方は

採点項目

ストーリー
世界観
秘密道具
登場人物
ジャイアン
感動

この6つを各10点満点で採点して、合計60点満点で採点しました。

のび太の海底鬼岩城の点数は

47点!

各評価は

ストーリー 8
世界観   9
秘密道具  6
登場人物  8
ジャイアン 6
感動    10

となりました!

今回は結構変わった形になったな~と。

なんと「感動」が最高点!

珍しくというか今回読んだ全作品の中でもこんな高得点はなかった。

他の作品は軒並み感動の点数が低いから「秘密道具」の点数が低い割りに3位となりました。

ストーリーはドラえもんの王道!という感じ。

最初はドラえもんの道具を使って楽しい海底散策をするけど、同じころ違う場所で恐ろしい問題が起こりドラえもんたちがそれに巻き込まれていく。

海底人が現れて最初は意見の違いで軽く争うけど、共通の敵を倒すため仲良くなる。

最後は力を合わせて敵に立ち向かお~。という感じですね。

んー王道!

世界観は世界の謎がテーマかな

地球の神秘、海底を舞台にしてるってのが良い発想やな~。

いつもは宇宙にすぐ出たがるけど、意外と地球にも未開の地があるんですよと。

未だに謎が多い深海を舞台にし、それにバミューダトライアングルやムー大陸、アトランチスっていう色んな有名な世界の謎を掛け合わせてストーリーを作り上げてる。

これはバミューダトライアングルの話から構想を練ったのかな?なんとなくそんな気がする。

深海の広大さとほんのり寂しげさも表現されてていぃ。

自分もテキオー灯かけてもらって行ってみたいわ~。

絶対安全な崖下りやってみたい~!

秘密道具はバギー以外いまいち。

今回は秘密道具にそれほど魅力はなかったかな~。

テントアパートっていう深海での居住空間が出てきたぐらいであとはそんなに。

深海がさみしいからという理由でいきなり「深海用海藻胞子と魚の卵各種つめあわせ」っていう道具だして新種の深海魚を生み出しまくってたけどこれはこの後どうなっちゃうんだろう…。

正直この点数のほとんどは水中バギーの点数でしょう。

登場人物は悪役の設定が珍しいパターン

のび太の海底鬼岩城を読み直す前はなんとなく「バギー」「海底人」ぐらいの記憶はあった。

だからドラえもん達VS海底人の話やったような~と思って読んでたら

まさかの敵はロボット!

大長編ドラえもんで敵がロボットでしたーっていうのは結構珍しいパターン。

それも自我のないプログラムっていうのはこの作品だけじゃないかな~。

何千年も前に作った兵器ロボットとそのボスロボットがすでに滅んでる自国を守ろうとずっとプログラムに沿って動いてて、そのプログラムのせいで世界が危機に陥ってる!って話。

この設定がドラえもんにしては珍しい!と思ってこの点数にしました。

あ、ちなみに仲間になる海底人のエルさんは特に活躍はしません。

現状説明したあとはドラえもん達についていくだけ。

ジャイアンあまり活躍せず

あまり活躍の場がなかったな~。

今回はほぼいつものジャイアン。

終始のび太の事を馬鹿にし
バギーを盗んでいらんことをし
のび太の言うことを信用しない

そんな感じ。

少しだけ言うなら

海底人に捕まって閉じ込められてたドラえもん達が逃げ出すシーンがあって、エルが乗る巡視船に追われるんだけど、その巡視船が敵船に襲われる。

放っといたら逃げれるのにその巡視船を助けにジャイアンが飛び出すっていうシーンがあって、そこはちょっとよかったかな。

まぁそのおかげで見つかってまた捕まってしまうんだけど…。

感動は全作品の中でも一番!

まぁ大長編ドラえもんで感動作品は?と聞かれたらこの「のび太の海底鬼岩城」が筆頭でしょう~という感じでしょうか。

そもそも大長編ドラえもんって思ったより感動がない。(コミックス版ではね)

別れとかすごいあっさりしてる。

感動シーンのなさが全作品を読み直して一番びっくりした点かも。

今回の感動の点数はもうほぼバギーのおかげ。

もうこれは大長編水中バギー漫画と言ってもいいぐらいの主役っぷり。

のび太の海底鬼岩城の良かったとこ

深海の広大な感じ

大長編ドラえもんの魅力は前半のみんなで楽しんでるシーンがどれだけ楽しそうに思えるかっていうのが重要だと思ってます。

今回ののび太の海底鬼岩城はそれがすごい良かった。

舞台となる深海の広大さや深海に下りていく時のワクワク感が良く表現されていた。

広大さを表現するために1ページまるまる使ったシーンが多用されているのも、のび太の海底鬼岩城の特徴かな。

大長編ドラえもんシリーズの中で1番1ページまるまる使ったシーンが多い作品だと思う。

何といってもバギー

上にも書いてますけどもうこれはバギーの話です。

と言ってもいいぐらいバギーが良かった。

最初の口悪いところからスネ夫とジャイアンを見殺しにする冷たいところ。
壊されそうなところをしずかちゃんに助けられてしずかちゃんだけには素直なところ。

自我がある秘密道具ってのも珍しい。

まぁ秘密道具としては不良品なのかもしれませんが(笑)

物語の重要なヒントを教えてくれるのもこのバギーだし、もっと言えば敵のボス倒してまうし。

バギー活躍しすぎ!

のび太の海底鬼岩城の悪かったとこ

海底人が謎のまま

海底人ってのが急に出てくる。

それはまぁいいけどなぜかテキオー灯っていうドラえもんの秘密道具を普通に持ってる。

見た目も完全にただの人間やし、何千年も前から高度な文明があって海底に居続けてきたっていうけど…。なんで陸に上がらんの?

何千年も前やったら余裕で陸上を支配できそうなのに。

自動報復システムとは…

今回の話は何千年も前に海底に存在してたムー連邦とアトランチス連邦の争いが発端。

お互い兵器を作りまくって戦争をしてたけど、アトランチス連邦が鬼角弾という核ミサイルのような兵器を作りだした。
アトランチス連邦が滅びた今もその鬼角弾は存在していて超危険!
もう滅びたなら鬼角弾を止めればいいやん!と言いたいところだが、下手に手を出すと自動報復システムが作動して勝手に世界中に鬼角弾が発射されてしまう!
なのでこの何千年間はずっと手を出せずにいた。

そこに数日後に海底大噴火が起こる予兆を発見し、この大噴火を敵の攻撃だと勘違いして自動報復システムが作動してしまったら地球が滅亡してしまう~。
大噴火が起こる前に自動報復システムの核を壊しに行こう!

という話なんですが、この自動報復システムが全然作動しない。

旧アトランチス連邦の領地に入りこんでも作動しない。

鬼岩城にドラえもん達がめちゃくちゃ侵入しても作動しない。

核となるコンピューターの近くまで爆弾を持ってきても作動しない。

しまいにはバギーにボスが爆破されても作動しなかった。

…ほんまにあったん?自動報復システム。

ワーワー言うとる前にすることあるやろ!

最後の展開が急

これはもうどの大長編ドラえもんでもいえることです。

だから多分1位の作品でも言うと思う。

まとめ

深海という行けそうで行けない場所を舞台にするのがドラえもんっぽくていいですよね~。

水中バギーの印象が強すぎてどうなんかな~と思ってたけど、改めて読んだらこんなに面白かったんか~とびっくりしました。

ちょいちょい勉強になるような情報も入れて子供が見てることもしっかり意識してるし。

てか当たり前だけど画力の高さにびっくりする。

シンプルな線なのにあの広大さを表現出来てるってのがすごい。

絵が上手いってのももちろんだけどアングルとかも神がかっとるな~。

読んだことがないって人は絶対1回は読んでDVDも借りた方がいい!

 

今日はここまで

ちなみに他の順位の発表はこちら

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