これからちょっと絵に力を入れていこうと企んでるあくじろんです。
自分で描いた絵がどのように出来上がっていくかを自分で解説したいと思いま~す。
今回描いた絵はこちら
前回の「虫取り」同様、夏をテーマにしたイラストで、題名は「線香花火」です。
「虫取り」が気になった方はぜひこちらを~
今回はアングルにこだわってみました。
なかなか花火を下からあおりで描くのは珍しくてよく描けたかなーと思ってます。
ではではこんな感じで書きましたというのを簡単に。
下書き
今回も下書きをまず描いたんですが、いつも通り脳内で色々考えていきます。
大きなテーマに「夏」というのが決まってたので
夏と言えば何があるかな~
夏と言えばトウモロコシでしょ!
トウモロコシねー、夏っぽいけどシーンが思い浮かばんかなー
確かにトマトも捨てがたいでしょ!
いや、確かにおいしいけども!
食べ物じゃなくてシーンを決めたいんよ!
じゃあ花火は?
急に良い事言うやん!
という感じで花火に決定したのですが、この時はまだどんな花火にするかまでは考えておらず、とりあえすいろんな花火シーンを思い浮かべてみました。
いくつか思い浮かんだシーンの中から良いと思うシーンを拾って、アングルを頭の中でグリグリ変えたりして「ここからの絵が面白そう!」っていうのを決めます。
シーンとアングルが決まったら、なんとなくバランスを考えながら色々置いていきます。
で、できたのがこれ!
花火をあえて下からのあおりで描いたら花火が大きくなって面白いかな~というのと、普通の花火だと火力が強すぎて真っ白の絵で終わりそうなので線香花火の柔らかい火にすることにしました!
この時はまだ火の表現の難しさを考えてませんでした…。
木を追加してみる
このままイラストにしてもいいけど、ふと
こんな無の世界で花火する?
と思い木を追加することに。
どうせ最後には暗くなるので、結構適当に「なんか木があるな」とわかるぐらいで十分。
場面を夜にする
花火なので当然夜。
ということで全体的に暗くしました。
この時はまだ線香花火は難しそうなのでノータッチ。
見事に木が見づらくなったけどまぁ想定内です…。
線香花火、着火!
ついに線香花火に着手します。
明るさを表現するためにどーしたらいいんだー!と悩みながら描いては消してを繰り返します。
とりあえす線香花火なのでオレンジを基準に明るくなりそうな色を塗ってみる。
外はちょっと赤みがあった方がそれっぽいかな~と軽く赤を乗せます。
ネットで写真を見ながらあーでもないこーでもないと繰り返す。
火花は難しいからあとで。
花火が一番明るくてそこを中心にちょっとずつ暗くなるようあくじろんを着色。
出来たのがこちら。
火花チャレンジ
ここからこの線香花火からでる火花を描いていきます。
当然ながらここが一番苦労しました!色々描いては消したのでその一部を(笑)
見切り発車っぷりと悩みっぷりが分かると思います(笑)
色々な火の表現をして最終的に決まったのがこちら
これが一番線香花火っぽく描けたかな!
地面の反射を表現→完成!
花火の光は当然地面も明るくするはずなのでそれを表現させます。
やってることは単純で地面を明るくするだけ!
これで完成でーっす!
遊びで月を描いてみましたが月に目が行っちゃうので没にしました。
おまけという名のメイン
Twitterには最初の下書きと完成品をツイートしたのですが、せっかくブログに見に来てくれた方にちょっとでもお得感を味わってもらえるよう少しおまけを載せようかと。
と思って作ってみましたが
めちゃくちゃ時間かかった!
もうこれがメインの方が良いんじゃないか?というぐらいの作業量!
めちゃくちゃ難しかったけど何とか完成しました!
正直まだまだ作り慣れてないし、改良したいところはいっぱいありますが、これが今のぼくの限界!
もっと勉強していきます!
今日はここまで