昔懐かしい大長編ドラえもんを大人になったいま改めて読み直して、自分なりに勝手にランキング!
反論とかは聞きませーん!勝手にって言ってるんで~!
大長編ドラえもんってなに?という方はこちらを先にご覧ください。
てことで早速ランキングの紹介をやっていこ~!
栄えある第4位は
のび太の宇宙小戦争
となりました!
大長編ドラえもんのVOL.6。
宇宙小戦争と書いて「リトルスターウォーズ」と読ませるとは、これまたなかなかおしゃれ。
あの超有名映画「スターウォーズ」から取ってるのはまぁ間違いないでしょう。
ちょうど年代的にもスターウォーズがブームになってる頃っぽいし。
ではではこのコミックスからわかる限りの情報を紹介していきまーす。
のび太の宇宙小戦争の内容
作品情報
作者は言わずもがなでしょうが「藤子・F・不二夫」です
小学館のてんとう虫コミックスから出版され初版は1985年11月25日。
ちなみにぼくは1995年7月30日の第54刷の商品を購入してるみたいです。
挿入歌は作詞・武田鉄矢の「少年期」。
登場した秘密道具は12個。
全部で189ページ
あらすじ
のび太たちの前に、とつぜん、現れたピリカ星のパピ。手のひらサイズの小さい彼はピリカ星の大統領という地位にあったが、反乱を起こしたギルモア将軍によって、その座を追われ、地球にのがれてきたのだ。同じころ、パピを追うギルモア将軍配下のPCIAがジャイアンたちをおそった。そこでのび太たち仲よし五人組はパピに助っ人役を買ってでた。しかし、一致団結してPCIAの戦艦をやっつけようとした矢先、しずちゃんが敵にとらえられ、スモールライトまでうばわれてしまう。パピはのび太たちにないしょでしずちゃんと自分との人質交換を条件にPCIAに投降してしまう。五人はパピが連行されたときに前後して地球にやってきたピリカ星のおしゃべりな犬、ロコロコといっしょにパピを助けるため、そして、独裁者ギルモア将軍をたおすため、ピリカ星へと向かった!! 小さい姿のままで、どう戦うのか!? 感動巨編の大長編シリーズ第6作!!
大長編ドラえもん6 のび太の宇宙小戦争 | 藤子・F・不二雄 – 小学館コミック (shogakukan.co.jp)
のび太の宇宙小戦争の点数
このランキングでは勝手に決めた項目に対して点数をつけ、合計点を出してます。
点数のつけ方は
この6つを各10点満点で採点して、合計60点満点で採点しました。
のび太の宇宙小戦争の点数は
45点!
各評価は
ストーリー 8
世界観 8
秘密道具 8
登場人物 8
ジャイアン 7
感動 6
となりました!
ストーリーが良く、こんなに見せ場がいっぱいあるのを1冊によく収めれるな~と感心する。
のび太の日常→パピが登場→のび太達と仲良くなる→敵キャラが出てくる→敵に裏をかかれる→しずかちゃんがさらわれる→パピが捕まる→新キャラ出てくる→助けに行くために宇宙に飛び出す→作戦会議する→パピを奪還しに行く→捕まる→万事休すで大逆転→解決・別れ
これをたった1冊でこなすて!凄すぎでしょ!しかもこの間にちゃんとクスっとできるお笑い場面もある。これワンピースやったら全15巻はかかるで!
小さくなれるという世界観が好き。
自分がミニチュアとか好きやからか、小さくなってドールハウスの中に入ったり、大きなメロンでおなかいっぱいになったり楽しそう!
終盤もこの小さな世界ということをめいいっぱい活かした逆転劇が良かった。
感動が低いのは意外かもしれませんが、大長編ドラえもんはほとんど感動はないです。
僕も読み直してびっくりしました。こんなに別れってあっさりしてんの!?って。
映画版は知りませんよ?ただ大長編ドラえもんのコミックスではってことですから。
のび太の宇宙小戦争の良かったとこ
ゲストキャラが良い活躍をしている
こんなん当たり前やん、ゲストキャラやで?とお思いの方結構いると思います。
当たり前ではない!
と反論させていただきましょう!そんなことを言うやつはエセドラえもん好きですわ!
藤子・F・不二夫が描く大長編ドラえもんに出てくるサブキャラは基本的に役立たず!です。
びっくりするぐらい。君いたの?ってぐらい何もしない。
サブキャラが良く活躍しだすのは大長編ドラえもんの18巻以降。
藤子・F・不二夫が亡くなった後に出来た大長編ドラえもんからです。
なので藤子・F・不二夫が描いた大長編ドラえもんで、こんなにサブキャラが色々動いて活躍してっていうのは結構珍しい。
スネ夫が大活躍
こののび太の宇宙小戦争はスネ夫が今までにないぐらい活躍します。
最初のジオラマセットで映画を撮るシーンとか
戦車を量産するシーンとか
いざ敵が現れたらビビる→からの復活!とか
スネ夫が裏主人公じゃないか!?とさえ思わせる活躍っぷり。
スネ夫好きなら1番になってた可能性もあるね!
道具の時間切れという発想
今回はこの「時間切れ」というのが最後の逆転劇のカギになってるわけですが、たしかにそんなこと考えたことなかったな~という設定を持ってきてるのがすごい。
まぁこれは賛否両論あるでしょうがぼくは良かったと思ってる。
確かに終盤になって急に時間切れが発生しまくる秘密道具を出して慌てて伏線ばらまいてる感はありますが…。
秘密道具が楽しい。
今回は出てくる道具の数こそ少ないですがなかなか魅力のある道具がでてきます。打率がいい。
付けるとなんでもロボットになる「ロボッター」とか貼るだけで秘密基地が出来上がる「かべ紙秘密基地」とか欲しい!と思う秘密道具がいっぱい出てきてドラえもんの魅力が発揮されてます。
のび太の宇宙小戦争の悪かったとこ
ビッグライト…
のび太の宇宙小戦争ではことあるごとにスモールライトが出てきます。
そして小さくなった状態で敵にスモールライトを奪われて元に戻れなくなる。
大きく(元に戻れ)さえすれば勝てるのに~と嘆くシーンがあるけど、ドラえもんの持ってるライトってスモールライトだけじゃないのでは…。
急に出木杉くんがフェードアウト
のび太の宇宙小戦争では珍しく出木杉くんが登場します。
でてきてすぐ本領発揮する出木杉くん。
火薬着火装置を一瞬で作り上げるとか…さすがやでぇ。
ただ敵キャラが出てきてスネ夫と出木杉くんが作ったジオラマセットを破壊したらそれ以降急に出木杉くんが出てこなくなった…。
ジオラマセットを壊されて落ち込んでもたんかな?(すっとぼけ)
最後の展開が急
これはもうどの大長編ドラえもんでもいえることです。
だから多分1位の作品でも言うと思う。
最後がめちゃくちゃ急ぎ足!いままでの密度のあるストーリーのしわ寄せが全部この終盤にきとる!
今回ので言うと敵のボスを倒して平和を取り戻した~!ってなってから帰るまで
たった5コマ!
余韻が全くない。逆にもう清々しいわ!ていうぐらい。
別れを悲しむ暇なんて全くなし。
ただ、18巻以降は結構この余韻がある作品が多いんですが、
それはそれでなんか気持ち悪い感じがする。
だからこれぐらいあっさり終わるのが実はいいのかもしれない。
まとめ
ストーリーを結構綿密に作ってるな~という印象。
舞台が地球から宇宙に、宇宙からパピの惑星にと移り変わり、これだけの展開を1冊にまとめてるのがとにかくすごいと思う。
今日はここまで
ちなみに他の順位の発表はこちら