子供の時から家族そろって漫画が好きで、色んな漫画を買ってきました。
その数ザっと見積もっても5,000冊はあるはず。(実家に置きっぱなしのも入れて)
今住んでるとこだけでも2,000冊は【ありました】。・・・そう
ありました
なんです。今はないってこと。
どこに行ったかというと
パソコンの中!
家に置いていたほとんどの本を自炊(書籍の電子化)してパソコンの中にぶち込んでやりました!
そんなぼくが自炊(書籍の電子化)をした際に感じたメリットとデメリットをお伝えします!
そんなことはもう知ってるからやり方を教えろ!って方はこっちから!
そもそも自炊(書籍の電子化)とは
自分の家にある本を1枚1枚スキャナーに通して電子データにして保存することを巷では自炊といいます。
「データを自ら吸い込む」ことから自炊と言うようになったらしいけど
ぼくはまぁなんとなく「自炊」って言ってた方が
こいつ・・・できる
ってなりそうだから言ってるだけです。
自炊(書籍の電子化)のメリット
部屋が片付く
なんと言っても最大のメリットはこれでしょう!本棚って意外と場所取る。
それも何千冊ともなったら相当です。コミックの厚さが1冊で大体1.5cm。
1,000冊でなんと15m!そら場所も取るわけだ。
ぼくも自炊(書籍の電子化)をしたことで本棚が2つほど消えました。
奥さんにも喜ばれますよ。
持ち運びが簡単
これも大きなメリットと言えるでしょう。例えば
旅行するときの移動中に漫画読みたいな~ってなった場合に備えて
ワンピース1~90巻持って行こ~♪
とはならんでしょう!?漫画でカバンがパンパンなるわ!
ところが自炊(書籍の電子化)さえしておけばそれが可能に!
なんなら500冊以上持っていくことも出来る!(読めるかどうかは別)
本の劣化がない
本を紙媒体で置いておくとどうしても痛みます。
日に焼けたり読んでるときに折れてしまったり。
せっかくの気に入った本が劣化で読めなくなるのは悲しいですよね。
自炊(書籍の電子化)をしておけばデータが消えない限り劣化はありません。
完全に自分のものになる
これは購入した時点で紙媒体でも自分の物なので少し違う話なんですが、
電子書籍を購入するのと自炊(書籍の電子化)は少し違うという話です。
自炊(書籍の電子化)なんて面倒なことをしなくても電子書籍を購入すればいいじゃないという人がいます。
しかし、ぼくの考えでは電子書籍は
自分のものになっていない
と感じてしまいます。なぜなら
- 読むために専用のアプリが必要
- データを自由に移動することができない
- サイト側の理由で閲覧できなくなる可能性がある
からです。紙媒体とほとんど変わらない値段なのに管理されてるって
なんかいや!
ってなるのはぼくだけなのかな~。
自炊(書籍の電子化)をすると全部自由。
データをどこに入れようが勝手だし勝手に読めなくなることもない。
自分のものにしているという感覚は大事だと思う。
ただ電子書籍の方が綺麗に読めるとは思います。とくに見開きは。
自炊(書籍の電子化)のデメリット
初期費用が掛かる
これは正直かかります。
ぼくが自炊(書籍の電子化)をするときに使っているのは
ですが、合計で80,000円ぐらいはかかりました。
これが高いか安いかは自炊(書籍の電子化)をする冊数によるでしょう。
ほんの数冊だけしようと思っている人にとっては高いです。
レンタルとか他の機材を使うとか別の方法があります。
ぼくみたいに何千冊もしようと思っている人にはこのセットをお勧めします。
スキャナーに関しては新しい
があるのでそちらでもいいとは思いますがどちらにせよしっかりと機材をそろえた方が絶対いい!
時間がかかる
意外と自炊(書籍の電子化)は時間がかかります。これはぼくが自炊(書籍の電子化)するときの流れですが
- 分解する
- 裁断する
- スキャンする
- 確認する
と4項目あります。
分解、裁断はまだ慣れたら手早くできますが、スキャンの時間は変えることができないし、1度にあまり多くのページ数をスキャンしようとすると紙詰まり等エラーが起きて時間を食ったりします。
さらにぼくはそのあと確認作業をするのですがこの作業がめちゃくちゃ時間かかるときがある。
なのでなかなか簡単に自炊(書籍の電子化)出来るわけではないです。
1冊早くても10分ぐらいかかる。
ちなみにぼくは休みの日に1日中やって最大で100冊でした。
裁断に罪悪感を感じる
自炊(書籍の電子化)に踏み出せない方の多くはこれもあるんじゃないでしょうか。
確かにぼくも最初は本当に葛藤しました。気持ちはよくわかります。
ただそう思うのは
最初の数冊だけ
です。今はもう何とも思いません。完全に無の境地。
ザックザック切り倒してます。
紙の質感を感じれない
気持ちはわかります。ぼくもそうでしたし。
確かに紙の手ざわりとか、めくってる感がないというのは抵抗があるでしょう。
こればっかりは慣れてもらうしかないし、どうしても無理な方には自炊(書籍の電子化)はお勧めできないです。
ぼくもイラスト集とか大きな本といった、そのサイズでないと楽しめないような本は電子化せずに置いてあるものもあります。
最後に
メリットもデメリットもそれなりにある自炊(書籍の電子化)ですが、ぼくは結構気に入ってます!
2,000冊電子化したぼくがたどり着いた1番良い(と思ってる)方法もまたお届けしたいと思います!
追記:分解~裁断編を追加しました。ぜひぜひ参考に!
更に追記:データの取り込み編も追加しました!