子供の習い事に「空手」をおすすめしたい5つの理由

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全国のお父さんお母さん!

子供に何か習い事させたいけど何がいいかな~と悩んでたら

空手(伝統空手の方)

はどうでしょうか!?おすすめしたい!なぜかって?

僕もしてるから!経験者が語るってやつ!

もう習い始めてかれこれ25年以上になります(見た目は全然してそうにないとよく言われますが)

正直に言うと途中何度も辞めたいと思ったこともあります。

でも今振り返ると本気で「やっててよかった」と思えてる。

通ってる年数だけ立派で大してうまくなったわけでもない僕でもそう思えるんだからおすすめしてもいいはず!

今は仕事やなんやかんやでなかなか顔を出せてませんが、一応席は置いています。

調べたら色んなブログでも同じようにおすすめポイントは書いてるでしょうが、当ブログは完全に街の空手道場に通う経験者が思ったこと、感じたことをそのまま書きます!変に着飾ったりはしません!

街の空手道場とはいえ全国大会優勝者も出すほど結構すごい道場ですよ!

僕はどうやねんって?いや…それは聞かんとこ。ね…。

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空手の種類は2種類ある

さて、空手と聞いて思い浮かぶのはどちらでしょうか?

  • 両者がくっついてお腹をボコボコ殴り合ってる
  • 間合いが広くてトントン動きながら殴り合ってる

ほとんどの人は前者なのかな?

前者の空手は「フルコンタクト空手」と言われるものです。よく聞く極真空手がこちら。

後者の空手は「伝統空手」と言われるものです。2020年のオリンピックの競技になったのがこちら。

今回僕がおすすめしたいのは後者の「伝統空手」の方です。なぜか?

僕が習ってたのが伝統空手だから。

フルコンタクト空手はしたことないのでわかりません。してたらフルコンタクト空手をおすすめしてたかも。

伝統空手の特徴

フルコンタクト空手との一番大きな違いは

寸止め絶対。

フルコンタクト空手はボッコボコ当てまくりますが、伝統空手は基本的に寸止めのポイント制です。どちらかというと試合形式は剣道に近いかも。

お腹を殴る(中段突き)はまだ当たっても有効になりますが、顔は当てると逆に反則を取られます。それぐらい厳しい。

昔はまだ判定もゆるくて多少当たった程度ではポイントになってましたが、今はかなり厳しくなりました。なので練習中も寸止めにするよう厳しく指導されます。

そのためフルコンタクト空手に比べて伝統空手は比較的ケガをしにくいと思います。

と言っても空手なので怪我することもありますよ!
(実際僕は何度も骨折してます)

また、伝統空手はフルコンタクト空手に比べて礼儀作法に厳しいと言われています。

この点でも子供の習い事にいいポイントかな。

色んなブログで流派があります!と書いてますが、正直それほど変わるとは思いません。

細かいところを言えば型のここが違う!こういうことを重視している!みたいなのはあるでしょうが、子供の習い事に関してそこまで気にする必要はないかと。

ちなみに僕は「糸東(しとう)流」です。

空手の練習内容

これは僕が通っていた空手道場での話になりますが、大体どこも大きくは変わらないでしょう。

大きな流れは

  • 始めの礼
  • 準備運動
  • 基本突き・受け
  • 基本型or基本組手
  • 得意分野で別れて型or組手
  • 終わりの礼
  • 大人(段持ち)練習

という感じじゃないでしょうか。

それぞれの時間は特に決まってるわけではないですが基本に時間を多く使っています。

基本突き・受けの練習

ここで大元の基本の練習をします。突き方一つでも間違うとケガに繋がりますのでとても重要。

四股立ちや前屈立ちといった基本の立ち方

上段突き、中段突きといった基本の突き方

上段受け、中段受けといった基本の受け方

を練習します。こーれが大事なのはわかるけどしんどいのなんの。

大人が初めてやったらここで足プルプルなって終了です。

基本型or基本組手の練習

空手の競技には「型」と「組手」の2種類があります。

僕が通ってる道場は時間の関係か、今日は「型」をする日、次は「組手」をする日と日によってどちらをするか別れていました。

は決まった順に突きや受けを行い、正確性やキレがあるかを競います。

伝統空手は型の数がめっちゃくちゃあります。全部完璧に出来る人は日本中でも数少ないんじゃないか?というぐらいあります。いまだに聞いたことない型名もありますし。(まぁそれは僕の練習不足ですが)

その中から基本と言われる型の練習を行います。ここでちょっと変わった立ち方や受け方を練習します。

これもきつい…。猫足立ちをずっとさせられた時は次の日動けません。

ただこの「型」は上手い人がやればほんとに格好いい!綺麗すぎてホレボレします。

世界大会の決勝とか型が終わったら凄すぎてスタンディングオベーション起こったりしますから。

組手は想像通り、殴り合いです。ただ伝統空手は寸止めのポイント制です。

なので遠い間合いから如何に素早く突きを出してポイントを取るか!というのが重要。

守る方はポイントを取られないよう如何にさばくかが重要。

間合いのとり方や踏み込み方。さばき方や反撃の仕方を練習します。

この練習は楽しくて好きでした。ただ今思えばもっと考えながら動くようにすればよかったな~と反省してます。

組手が上手い人の攻撃ははっきり言って見えません。気づいたら殴られてた…。とマンガみたいなことがリアルで行われます。

得意分野で別れて型or組手

子供たちにも好き嫌いがありますよね。

ケガしたくないから型がいいとか、動くのが好きだから組手がいいとか理由は色々でしょうけど、ずっと練習してると自然にどちらが得意かわかってきます。

この時間では実際に試合で出る方(得意な方)を優先的に練習します。

基本では習えない高度な型の練習や、より実践に近い形で組手の練習を行います。

ちょっとピリっとする時間ですね。

これが終わると軽くクールダウンを行って最後に礼をして少年少女は帰っていきます。

大人(段持ち)練習

子供たちが帰ると残った大人や段持ちの人らがそれぞれ練習を行います。

さらに高度な練習になりますが、子供の習い事とは関係ないので割愛。

習いに来てる年齢層

ちなみに一番多いのは小学生です。中にはもっと下の子もいますが、そういう子は大体親も空手を昔やってたりしますね。

小学校から中学校に上がるときよりも中学校から高校に上がるときの方がやめる人は多いイメージ。子供の習い事といえば中学卒業までなのかな?

高校を卒業すると来なくなる子が多いです。大学で遠くに行くとか大学内で本格的に空手をするというのが理由でしょう。僕も大学生の間は行ったり行かなかったりでちょっと離れてました。

大人になってから始める人や復帰する人もちょくちょくいます。体動かすことの大事さがわかってくるのでしょう。僕もそうなのでよくわかります。

空手を習うメリット

空手を習うとこういうメリットがあるんじゃないかと実感してます

  • 礼儀が多少良くなる
  • 我慢強くなる
  • コミュニケーション能力がつく
  • 体の動かし方が上手くなる
  • 自信が付く

礼儀が多少良くなる

まぁ多少はねぇ…。って感じですが。色んなブログでは礼儀礼節が身につく!

とか書いてますがそんな大きく言うほど変わるかな~?挨拶とか礼とかは出来るようになるでしょうけどいつまで経っても礼儀のなってない子もいますしね~。

最初にこれを押し出してるブログは当たり障りないそれらしいこと書くブログだと思ってもいいんじゃないか?と個人的には思ってます。

どっちかというと高校の部活で本格的に空手に取り組んでる子は、学校で厳しく指導されてるのか礼儀正しいイメージがありますね。

我慢強くなる

礼儀というよりどちらかというとこっちのが言えると思います。練習の前後に正座・黙とうをして礼をする。という道場が多い。

小さい子は意味も分からずさせられるので最初はぐずりますが、段々とそういうもんだとわかってきて我慢するようになります。

また、練習中もきつい態勢で停止することが多々あり、座り込みたくなるのを我慢するというのがしょっちゅうです。

こういう経験を繰り返すことで我慢強さが付くのは言えるでしょう。

コミュニケーション能力がつく

空手道場には様々な年齢の子がいます。

その中に入って組手やらでわちゃわちゃするんで否が応でもコミュニケーション能力はつきます。

大人も交じって練習することもあるので僕も小さい頃は緊張しながら話しかけた記憶があります。

ここで初めて全く赤の他人の大人と話す機会がある子もいるんじゃないでしょうか。

「年上の後輩」というなかなかややこしい人も出てきますしね。

体の動かし方が上手くなる

型にしても組み手にしても練習の時にどう体を動かすかを徹底的に指導されます。

結果的に全体の体の動かし方が何もしていない子に比べてうまくなると思います。

端的に言えば「運動神経が良くなる」と思ってます。

僕個人的にはこれが一番大きく実感している事です。

自信が付く

空手をすると当たり前ですが「武術」が身についてきます。

更に昇級試験によって帯の色が変わり自分の頑張りが目に見えて確認することができます。

これが自信につながっていきます。

最悪やりあえば勝てるぞと思うことって結構大きい。

空手を習うデメリット

空手を習うデメリットとしては

  • ケガの可能性がある
  • 道着や防具で初期費用が掛かる
  • 月謝・昇級費用・試合費用がかかる

と言ったところでしょうか。

ケガの可能性がある

空手は武道なのでどうしてもケガの可能性はあります。

子供同士ヒートアップしてしまうかもしれませんし。

あと足の裏は100%剥けます。100%。

道着や防具で初期費用が掛かる

空手は道着、帯、拳サポータ、メンホー等意外と買わないといけないのがあります。

しかも成長に合わせて何度も。帯も昇級すれば色が変わるのでその都度購入の可能性もあります。

子供用の道着は大体5,000円程度。「型用」「組手用」とありますが子供には「オールラウンド用」でいいでしょう。

防具を入れると10,000円程度が定期的にかかることになります。

月謝・昇級費用・試合費用がかかる

習い事をしてるので月謝がかかるのは当然ですが、昇級試験にも試験料がかかります。

級によって金額は変わりますが大体4,000円~8,000円ぐらい。

また、練習の成果を出すため試合に出ることもあるでしょう。その際「型」で出たら〇円。「組手」で出たら〇円。という風に出場料がかかります。

まとめ

空手を通して学ぶことはほんとにたくさんあって僕自身習ってて良かったと感じています。

  • 集中力を付けて欲しい
  • 運動神経のいい子にしたい
  • 自信を付けて欲しい
  • コミュニケーション力を付けて欲しい
  • いじめに合わないようにしたい
  • 強くなってほしい

これらを考えているお父さん・お母さんには

伝統空手

おすすめです!候補にぜひ入れてみてください!

 

今日はここまで

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