自炊(書籍の電子化)分解~裁断編 DURODEX 自炊裁断機 ブラック 200DXを使った失敗しない裁断方法

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これまで2,000冊以上の本を自炊(書籍の電子化)してきた僕がたどり着いた、一番いいと思う自炊の方法を紹介します!あくまで持論ですが。

前回はメリットデメリットについてお伝えしました。

今回は本の分解~裁断までをお伝えします。

この方法にたどり着くまで数多くの本を犠牲にしてきた・・・

正直もっかいやり直したい!と思う本もいっぱいある。

これから初めて自炊に挑戦するという方、僕と同じ後悔をしないよう参考にしてください。

あ、この説明はコミック・文庫本の自炊(書籍の電子化)の方法です。

あくじろん
あくじろん

こちらの漫画を自炊(書籍の電子化)した際の流れを説明します。

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本の分解

自炊(書籍の電子化)をする際、最終的に裁断をする必要があります。

非破壊自炊という方法もありますが、今回は分解する方法で。

非破壊は時間がかかりすぎて何冊もする方には向いていません。時間と根気がかなりいります。

1冊2冊ぐらいの自炊(書籍の電子化)ではいいかもしれませんが。

表のカバーを外す

まぁこれはわざわざ言わなくてもいいかもしれませんが、もしかしたらカバーごとバッサリ行こうとしてる人もいるかもしれないので。

表のカバーを外します。

表紙を分解する

次にすぐ裁断に移るのではなく、表紙も分解しましょう。

ここで裁断すると背表紙を取り込むことができません。

どうせ電子化するなら出来るだけコミックの全ての情報を取り込みたいじゃないですか。

ここで裁断してしまうのはもったいないです。ただ、

これが今回の一番の難所です。

慎重に取り掛かりましょう。やることは単純です。

表紙側を引っ張って背表紙から剥がします。

破れないように気を付けてください。

勢いが大事です!

写真だと説明しにくいので絵で説明します。

本を抑えながらゆっくり引っ張ります。
上から少しずつ剥がしていきます。

うまくいくとこうなります。

次に裏表紙側を剥がします。

本全体をつかんで引っ張ります。

背表紙を抑えながら上から剥がしていきます

うまく剥がせたら成功!

どうしても破れてしまうという方や不安な方は、背表紙をアイロン等で温めることでのりを溶かして剥がす方法もあります。

これで表紙剥がし完了!

裁断する

自炊(書籍の電子化)をするには本を1枚1枚バラバラにする必要があります。

そのために背表紙部分を裁断します。

この時に必要なのが裁断機!

僕が使っているのは

です。何冊も自炊(書籍の電子化)しようと考えている人はこれ一択でしょう!

値は張りますが裁断力が圧倒的です。ほぼどのコミックも一発で裁断できます。

この裁断機を使用した方法を説明します。

この裁断機は切るところをライトでガイドしてくれます。

こんな感じ。このガイドを見ながらどこで切るかを決めます。

0.5cm~1cmぐらいで切るといいかと思います。

裁断機にメモリも付いているので決めておくのもいいでしょう。

僕はコミックの場合は大体11.0~2cmぐらいで切ります。

で後は裁断するだけですが、この時にお勧めするのは

裏から切る

ということです!経験上、表から切るより裏から切るほうが真っすぐ切れます。

コミックの構造的にそうなんじゃないかと勝手に思ってます。

一番伝えたかったのはこれです。裏から切る。

切った背表紙はこんな感じ。

これで分解・裁断は終了です!

あとはこれをスキャンして電子化していくだけ!

裁断するときにギリギリで切るとノリが残る可能性があります。

ノリが残っているとこの後スキャンした時にガラス面に付着し、うまくデータ化できない可能性があるのであまりギリギリになりすぎないようにしましょう。

今日はここまで

ちなみにムヒョとロージーの魔法律相談事務所は面白いのでおすすめです!

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