介護保険を利用するのに切っても切れない存在。それが
介護支援専門員(ケアマネジャー)
通所介護(デイサービス)は利用しない人もいるでしょう。
福祉用具も使わない人はいます。
でもケアマネジャーだけは絶対に必要です。
なぜなら、何かしら介護サービスを利用するためには、必ずケアマネジャーにケアプランというものを作ってもらう必要があるからです。
つまり介護業界において
ケアマネジャーはかなり強い権力を持っています。
「いや~そんなことないよ~」
っていうケアマネジャーいるかもしれませんが、絶対そんなことある!
その証拠に介護系の営業は大体ケアマネジャーのいる居宅支援事業所に行きますから。
他サービスの人は日々ケアマネジャーに選んでもらえるよう必死です。
そんな状態なのでどうしても出てきます。
嫌~なケアマネジャー
そんなケアマネジャーに当たってしまった時や、最初は良かったけどなんか合わないなと思った時は
ケアマネジャーの変更ができます!
これは利用者さんの当然の権利なので、考えが合わないケアマネにずっとお願いする必要はありません!変更してもらいましょう!
相性の合わないまま利用してもお互いストレスですからね!
具体的にこんなケアマネジャーに当たったら変更を考えたほうがいい。
ケアマネジャーが自分の意見ばかり言ってくる
ベテランケアマネジャーに多いです。
色々知ってるのは確かなので頼りになる時はいいですが、ホントにいいケアマネジャーは利用者さんの意見もしっかりと聞いてくれます。
これは僕の持論になりますが、基本的には利用者さんが納得するかどうかが一番重要だと考えています。
納得できない提案はどんなにいい提案でも効果が出ないものです。
勝手にサービス事業所を変更する
これは途中でケアマネジャーが変わった時にたまにあります。
ケアマネジャーは基本的に自分が懇意にしているサービス事業所があります。
同じ会社のグループの事業所を利用したがったり、よく使っている事業所を選んだり。
使い慣れてるところを使いたいという気持ちはわかりますが、これまで利用者さんと信頼関係を構築してきた事業所に相談もなく自分の都合で事業所を変更するケアマネジャーはやめたほうがいいです。
こういうケアマネジャーはいずれ先程の自分の意見を押し通すケアマネジャーになるでしょう。
何度こういうケアマネに煮え湯を飲まされて来たか…
他サービスとの連携をとれていない
ケアマネジャーは全サービスの中継地点のような立場です。
ヘルパーなどのサービス事業所の従業員は利用者さんの体の変化に気づいたら通常まずケアマネジャーに伝えます。
そこでケアマネジャーがどういう動きをするかが重要です。
体調の変化についてすぐに他サービスに共有してくれるケアマネジャーはいいケアマネジャーです。
すぐにサービス担当者会議や電話などで対策を話し合い対応してくれます。
そうでないケアマネジャーの場合、他サービス事業所は体の変化に気づけないため良いサービスが提供できない可能性が出てきます。
福祉用具で言えば「歩けなくなったのに杖をレンタルしている」みたいな。
そういうケアマネジャーは他の連絡もしっかりと伝えてくれない可能性があるので、あまりよくないでしょう。
体調が安定している利用者さんの場合はいいですが、注視が必要な方には向きません。
ケアマネジャーの変更の仕方
最初にケアマネジャーを紹介してくれたところにもう一度行く
地域包括支援センターや病院。最初にそのケアマネジャーを紹介してくれたところがあれば、そこに理由を説明して他のケアマネジャーを紹介してもらいましょう。
他の居宅介護支援事業所を探して相談しに行く
自治体の介護保険課から居宅介護支援事業所のリストをもらったり、ネットでも調べることで近くの居宅介護支援事業所は見つかります。
そこで新たなケアマネジャーを探して相談しましょう。
変更のし過ぎには気をつけよう
気に入らないケアマネジャーに当たったら変更しましょう!
とは言いましたが、あまりに変更の回数が多いと
利用者さんにも問題があると取られる可能性があります。
ケアマネジャーは意外と横のつながりがあります。嫌な噂を立てられるかも…。
ケアマネジャーも人間なので、変更する前に一度話し合って折り合いをつけることも考えましょう。
どうしても変更する場合は、理由を冷静に伝えて感情的にならないように。
いいケアマネジャーに担当してもらい、ストレスなくサービスを利用できるようにしましょう~!
今日はここまで