数あるなろう小説の中から、自分が読んでおすすめしたいぐらい面白かった完結済のなろう小説を紹介していきます!
知らなかった!という人にはぜひ一度読んでいただきたい!
今回おすすめする小説は
五つの塔の頂へ
です!
こういう人に読んでほしい
- ダンジョン攻略が好き
- 装備をどんどん鍛えて強くなるのが好き
- 主人公以外のキャラにも魅力がある作品を読みたい
- グロ要素があまりなく読みやすいのを探している
「五つの塔の頂へ」のジャンル
- チート一応なし
- 王道ハクスラ
- ハードボイルド
小説家になろうに投稿されてる作品は「チートで俺様最強」みたいな一騎当千系が多い。
書き方次第で面白いのもありますが、そういうの好きじゃないんですよね~。
しかしこの作品は基本的にチートはありません!基本的にね。
主人公がちょっと他のキャラより凄すぎじゃない?って思う所はあるけどもまぁ…主人公ですし、すごい努力もしてますし!
ちなみに「ハクスラ」というのはゲーム用語です。
戦闘行為が目的となるゲームで、繰り返し多くの敵を倒していき、その行為を楽しみとするプレイスタイル
という意味です。
この作品はまさに王道のハクスラ系作品で、ダンジョン内で戦闘を繰り返すことでテクニックや技を極めたり、装備や魔法を入手してどんどん強くなっていくという作品です。
あと、この作品の大きな魅力は主人公の渋さ!まだ若いのにめちゃくちゃ渋い!ハードボルドすぎじゃない?ってぐらい。
個人的にはもうちょっと砕けてくれてもよかったかな~!渋いのもいいけどね!
簡単な作品紹介
「五つの塔の頂へ」の紹介をしたいんですが、ネタバレをするわけにはいかないので簡単な紹介を!
投稿型小説サイト『小説家になろう』にて2017年1月5日より連載開始。
2019年4月21日に全465話完結済。
公式の作品紹介はこちら。
神が創りし島に存在する《五つの塔》。それらすべてを攻略した者はあらゆる願いが叶うという。だが、立ちはだかるのは凶暴な魔物たち。倒した魔物から得られる装備や魔法を収集し、さらに強化しなければ進むことすらできない難度となっていた。
そして塔ができてから200年。いまだ制覇者が現れない中、1人の男――アッシュ・ブレイブが新たに挑戦者として名乗りをあげる。
五つの塔の頂へ (syosetu.com)
舞台とあらすじ
舞台は神が創りし島「ジュラル島」。
島には赤・青・緑・白・黒の塔があり、挑戦者たちは島で暮らしながら日々塔に挑む。
全ての塔を制覇すると神への挑戦権が与えられ、神を倒すことが出来れば
あらゆる願いが叶う。
これがジュラル島を目指す者があとを絶たない大きな理由である。
当然簡単には踏破することは出来ず、島が出来て200年間、誰一人踏破した者はいない。
そこに主人公である「アッシュ・ブレイブ」が満を持して上陸するんですよー。
島内にはしっかりとした町があり、そこには挑戦者たちと神の使いの一族「ミルマ」が暮らしている。
物語の全てはこの島の中だけで完結します。
他の島とか外の世界とかはでてこない、珍しいぐらいの箱庭感。
ただその分、その島の中で行われるストーリーは濃密。塔の中だけではなく町も含めた島全体を見事に舞台として使用し、様々な人間模様が繰り広げられます!
主人公の説明
主人公の名前は「アッシュ・ブレイブ」
21歳の男性。
様々な武器に精通しており、スティレット、ソードブレイカーは常に携帯している。
世界各地に点在している「試練の塔」を全て踏破してこのジュラル島にやってくる強者。
他の挑戦者は様々な願いを叶えるために塔に挑戦する中、彼は己の力を試すために五つの塔へと挑戦する。という変わり者。
21歳とは思えないほどハードボイルドでストイック。
セリフとか行動がいちいち格好いいんだな~。
この作品を読めばみんなアッシュ・ブレイブの事が好きになるはず!
魅力ポイント
- 最後までダレることなくずっと面白い
- 主人公の性格や行動
- ヒロインや仲間等の登場人物が全員魅力的
- 熱いバトル展開
- 島で繰り広げられる人間模様
- 少しずつ装備を強化していく工程
感想
良い点
完結済作品なので途中で止まる心配をしなくていい。
おもしろいな~と読み進めていると途中で更新が止まってガッカリすることもよくあるので、完結してくれてるだけで十分ありがたい。
バトルシーンの臨場感
ハクスラ系作品なのでやっぱりバトルシーンは超重要!
これがイマイチなら絶対見る気しないもんね~。
「五つの塔の頂へ」はバトルシーンがめっちゃいい!激しい動きにもかかわらず何が起こったのかわからないということもなく、しっかりスピード感のある文章で一気に読めます!
頭の中でバトルシーンが目に見えるようでほんと映画のバトルシーンを見ているよう!
シンプルなストーリーでわかりやすい
この作品はもう目標が最初からあり、とてつもなくシンプル!
ただただ塔を制覇する!
という目的に向かっていくので、難しい話だとすぐわけがわからなくなるという人でも安心して読むことが出来ます!
シンプルだけど、同じパターンの繰り返しにならないように工夫されてて、飽きる事なく最後まで読み切ることが出来るように考えられているのはすごい!
あの人が出てきた時は「おぉ…!」ってなった。
主人公以外の登場人物が魅力的
ジュラル島にはさまざまな人やミルマと呼ばれる一族が暮らしています。
主人公に関わるキャラたちはみんなキャラが強くて魅力的。
色んな性格のキャラがいるし、お笑いキャラもしっかりいる。
中には「お前が主役の話があるんかい!?」とびっくりするような話も(笑)
こんな島に自分も行ってみんなとお酒を飲めれたら楽しいやろな~と思えるような素敵なキャラがいっぱいです!
装備強化がゲームみたいで楽しい
この5つの塔は生半可な装備ではクリアすることが出来ない。
敵を倒して得られるアイテムを使って装備を強化し、より強い敵に挑む。といった王道ハクスラ展開で話が進んでいきます。
この強化がゲームみたいで好き。次はどんな感じになるのかワクワクしながら読んでました。
レアアイテムはなかなか手に入らないというのがまたリアルでよかった。
悪い点
こういう終わり方ですよね~
敢えて言うなら、ですが「最後の展開が読めた」っていうぐらい。
ネタバレになるので言えませんが、やっぱりな!ってなった。
読んでたらみんなもそう思うと思う(笑)
でもだから悪いとかではなくて、なんか読者としても納得のいく展開でした(笑)
作品を読むなら
小説家になろう
作者は夜々里 春さんです。
他にもいろんな作品を書いてらっしゃいます。
ほとんど完結済みなのでどれから手を付けてもよさそう!
個人的にはシャラ・クラーラの奇蹟 ~かつて雷帝と呼ばれた男は、白銀の翼竜と自由を求めて空を飛ぶ~がちょっと気になるのでまた時間があるときに読んでみたいと思います!
連載してる小説家になろうのページを貼っておきますので気になった方はぜひ
ノベルの購入
2021年7月5日現在
ノベルがツギクルブックスから1巻発売中!
表紙を見て気になったら買ってみるのが吉!
まとめ
シンプルなメインストーリーの中に濃厚なヒューマンドラマが紡がれていて最後までダレることなく一気に読み進めることが出来ます。
しかも今回この記事を書いてて気づいたことですが、なんと今年(2021年)の1月1日より番外編が書かれています!
2019年4月21日に完結してからまさか番外編で続きが新しく書かれることがあるなんて思ってなかった!完全にノーチェックでした~!
今からソッコー読んできます!
今日はここまで